アルツハイマー病の症状はいろいろとありますが、それらの症状に対処するには、それなりの知識も必要となってきます。私は夫の介護をしながら、介護についても学びましたが、想像以上に大変でした。ともすると私の方が体を壊してしまいそうでした。
もしそこで私が倒れてしまったら、共倒れです。そうならないためにも周囲の人に協力を求めることが大切です。
私の場合は近くに娘夫婦が住んでおりましたので、娘と2人で介護をすることができました。夫には兄弟はおりませんので、介護は私たちだけでしなくてはなりません。それでもどうしても無理なほど病状が悪化した場合は、専門のヘルパーやケアサービスに介護をお願いすることもできます。
夫の場合は発病して5年たった頃、私が過労で倒れてしまい、それからは訪問介護をお願いするようになりました。
介護をお願いしたことで私はじゃっかんの負い目のようなものを感じていました。自分が一生添い遂げようと思っていた男性の世話を自分以外の人にお願いすることに対する自己嫌悪。そして、なによりも自分の身内の惨めな姿を他の人に見せるのがたまらなく恥ずかしかったのです。
しかし、介護で来てくれる人たちは皆さんとても優しい方でしたので、私の悩みもよく聞いてくれましたし、夫のことも辛抱強く介護をしてくれました。私は夫のためにも、そして自分のためにも介護サービスをお願いしてよかったと感じました。
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